あわづのそのだいじゃたいじ
粟津祖の大蛇退治
国内
未確認生物
- どんな話か
- 京都市山科区で人々を悩ませていた大蛇を、粟津の祖と称される人物が弓で退治したという絵解き由来の言い伝え。
- 細部
- 京都市山科区に伝わる絵解き――一場面ずつ描いた絵を示しながら口上を添えて語り聞かせる、寺社に伝わる説法の一種――の中の一齣として記録された話。行き来する人々を長く悩ませていた大蛇を、粟津の祖と呼ばれる人物が弓矢で射殺したとだけ簡潔に伝えられており、討伐に至った詳しい経緯や、何某とだけ記された人物の実名は明らかにされていない。同じ山科内海家に伝わる絵解きには、大蛇退治を武士の功績として語る類話がほかにも残されており、地域の武家の由緒を語る説話群の一つに位置づけられる。
- 広まり方
- 伝承文学研究1994年掲載、眞下美弥子「説話の生成と絵解き―山科内海家蔵絵解きの生製をめぐって―」に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ