だいじゃ
大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 神明社の大杉の洞に棲んだ大蛇が江戸期の落雷で骨となり、峠のブナの洞にも笛の音とともに眠る大蛇が目撃されたという話。
- 細部
- 北秋田市の村の鎮守である神明社には、かつて大きな杉の木があった。この杉は江戸時代に落雷を受けて焼けてしまったが、それより以前、大杉の根元には大きな空洞があり、そこに大蛇が棲みついていたのだという。落雷のあった際には、まるで断末魔のような大蛇の叫び声が聞こえたと伝えられ、焼け跡からは大蛇のものとおぼしい骨が数多く見つかったという。また別の話として、江戸時代には、一人の年老いた男が山中の峠道でひと休みしていたところ、どこからともなく笛に似た音が響いてきた。あたりを見回してみると、ブナの古木にできた洞のなかで、大蛇が音を立てながら眠っていたのだと語られている。
- 広まり方
- 1983年の『秋田民俗』に掲載された佐々木辰郎「昔の人達が見たという怪奇」にこれらの話が記されている。
- 地域
- 秋田県北秋田市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ