いといがわのせんぼんがたなとだいじゃのえんだん
糸魚川の千本刀と大蛇の縁談
国内
未確認生物
- どんな話か
- 刀鍛冶の娘を嫁に望む武士の正体は大蛇で、老父が鶏を早鳴きさせ夜明けを早めて千本目の刀の完成と嫁入りを阻んだという話。
- 細部
- 刀鍛冶の家に評判の美しい娘がいた。ある時そこへ武士が訪れ、千本の刀を打ち上げるので、その代わりに娘を嫁にほしいと申し出た。ただし、自分が刀を鍛える様子は決して見ないでほしいとも頼んできたという。ところが鍛冶屋の老父がこっそりその姿をのぞいてみると、そこにいたのは人ではなく大蛇であった。驚いた老父は鶏を早く鳴かせる工夫をして夜明けを早め、千本目の刀が完成する前に朝を迎えさせることで、娘が嫁に取られるのを防いだという。
- 広まり方
- 1941年の『高志路』所収、中野城水「大蛇の伝説」に記録がある。
- 地域
- 新潟県糸魚川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ