たつぐちのたにのだいじゃ
竜口の谷の大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨乞いの場に現れると必ず雨を呼び、村人を導いて池を築かせたという白い大蛇。
- 細部
- 竜口の谷には胴回りが五十センチにも達する白い蛇が棲むとされ、不思議な力を備えていて、風に乗るように峰から峰へ渡っていったという。日照りが続くと人々は地蔵の祀られたケタの谷に集まって雨を請うたが、その場にこの蛇が姿を見せた年は必ず雨が落ちたと伝える。ある年の雨乞いでは現れた蛇が人々を山頂へ導き、そこに池を掘るよう示した。村ではその通りに池を築き、盆になると礼の踊りを奉じるようになった。
- 広まり方
- 1983年の『愛媛県史』第二章第一節、森正史「二 稲作儀礼」に収められている。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ