ひらやむらのふちにすむだいじゃ
平谷村の淵に棲む大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 池や淵の主とされ、女に化けて棲みつき、寺には皿を貸したと伝えられる主。
- 細部
- 池のそばで草を刈っていた者の前に女が現れ、この池の世話になると告げた。その後、池は水を満々とたたえるようになったという。何年か経って同じ場所で草を刈っていると水が高く波立ち、大蛇が北へ去っていった。主は別の川へ移ったのだと語られる。またお寺淵は底が竜宮へ通じるとされ、そこに大蛇が棲んだ。大般若の法会を控えて皿が十枚足りず困った住職が、淵の岩の上に必要な枚数を書いた紙を置けば貸してくれるという夢を見て、その通りにして事なきを得たと伝わる。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』所収、脇坂通雄による平谷の伝説と、1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の水の伝説・椀貸淵の項に記録がある。
- 地域
- 長野県平谷村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ