ながみねのいけのだいじゃ
長峰の池の大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 明治初年、鉄砲水で行方知れずになった若妻が、実は山中の池で大蛇の姿になっていたという檜原村の伝承。
- 細部
- 明治の初め、大きな鉄砲水に巻き込まれた若い嫁が流され、行方不明になった。家族が占い師にあたる拝み手(ウカガイ)へ祈祷を頼むと、嫁は長峰の池にいると告げられた。池を訪ねると、嫁はすでに大蛇へ姿を変え、その水辺に住みついていた。遺族は自宅の裏に小さな祠を建て、嫁の霊を祀った。祠は現在も蛇神様、また弁天様と呼ばれている。檜原村の記録として、長沢利明「桧原村の巫俗」(『西郊民俗』1978年)に載る。
- 広まり方
- 西多摩郡檜原村の巫俗を記録した1978年の『西郊民俗』所収論考に採録された事例。
- 地域
- 東京都檜原村
- 年代
- 明治
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ