あちのだいじゃといねむりのかま
阿智の大蛇と居眠りの鎌
国内
未確認生物
- どんな話か
- うたた寝の最中に襲われかけた話が二つ伝わり、鎌に助けられた者と熱を出して死んだ者がいる。
- 細部
- 丸山の森でもや刈りをしていた作男が、強い眠気に負けて寝入ってしまった。目を開けると大蛇が呑みかかろうとしていたが、そのとき握っていた鎌がひとりでに動いて切りつけ、蛇は消え失せた。この鎌を祀ったのが山の神の祠だという。もう一つの語りでは、善平次という老人がワルザワの池のほとりで居眠りをし、物音に目覚めると大蛇が鎌首を立てていた。急いで家へ戻ったものの熱を発し、そのまま亡くなったと伝えられる。
- 広まり方
- 1981年の『常民』に載る中央大学民俗研究会の阿智村伍和地区調査報告書と、1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の池の伝説の項に見える。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ