だいだらぼっちゃ
ダイダラボッチャ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 日高市に伝わる話で、秩父から山を二つ天秤で担いできた大男ダイダラボッチャが高麗のあたりで下ろした山が日和田山と多峰主山になったといい、急いで下ろした方が小さいという。
- 細部
- 日高市に伝わる話。ダイダラボッチャと呼ばれる大男が、昔、秩父の方角からモッコに入れた山を二つ、天秤棒で担いでやって来たという。高麗のあたりまで来たところでひと休みしようと、担いでいた山を下ろすことにした。このとき、すっかり疲れていたのか、片方の山はそっと下ろせたものの、もう一方は勢いよく、あっという間に下ろしてしまったという。そのやさしく下ろした方の山が日和田山、勢いよく下ろした方の山が多峰主山になったと伝えられ、荒く扱われた多峰主山は日和田山より小さいのだという。最後にこの大男が足を洗おうと腰を下ろした場所が日和田山で、高麗川の流れで足をすすいだといい、そこが今の高麗の新井にあたるとされている。
- 広まり方
- 1986年刊行の『新編埼玉県史 別編2(民俗2)』第十二章第二節「天体・気象、地形、水」の項に、根津富夫の記録として収められている。
- 地域
- 埼玉県日高市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ