だいだほうし
大蛇法師
国内
未確認生物
- どんな話か
- 巨人が山をひと跨ぎした跡が池になり、両手に提げた土が二つの山になったと語られる。
- 細部
- 山頂にあるのに真夏でも水の涸れない池について、村では巨人の仕業として説明してきた。昔この地を大蛇法師と呼ばれる大きなものが一またぎに越えていき、その足の跡が水をたたえて残ったのだという。そのとき両手にぶら下げていた土のかたまりが下ろされて男嶽と女嶽になり、だから二つの山だけが連なりから外れた場所に立っているのだと語られる。ダイダラボッチ型の巨人譚が、水の涸れない池と地形の不自然さという二つの疑問を一度に説き明かす形で土地に根づいた例である。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』に載る高島冠嶺の報告、大蛇法師の足跡に記録がある。
- 地域
- 長野県筑北村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ