ちょうつけばあさん
帳つけ婆さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人の家々を書き留めた帳面を持ち歩き、それを道祖神のもとへ預けていくと語られた老婆姿の来訪者。
- 細部
- この土地で語られるのは、帳面を手にした老婆が村を訪れ、その帳面を道祖神に預けていくという短い言い伝えである。帳面に何が記されているのかまでは語り伝えられておらず、記録も一行ほどの断片にとどまる。ただ、預かり役として道祖神が名指しされている点は、決まった日に訪れる異形の者が持ち物を道端の神へ託し、のちにその神が始末をつけるという同地方の伝承の型と重なる。断片であるからこそ、より長い話が忘れられたあとの残りかけの姿とも見られる。
- 広まり方
- 2002年の『民具マンスリー』所収、入江英弥「行事由来伝説『一つ目小僧と道祖神』の形成-目籠・事八日・斎日-」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県川崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ