ちょうないさん
チョウナイサン
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 長宗我部元親を逃れた秋山チョウナイを祀る祠で、法事の膳椀が足りないと願うと翌日には揃っていたという。
- 細部
- 三豊市に祀られているチョウナイサンは、戦国時代、長宗我部元親に追われてこの地に落ち延びた秋山チョウナイという人物にゆかりのある五輪塔である。彼が住み着いた屋敷の跡地に祠が建てられ、以来大切に祀られてきた。ある時、法事を営むにあたって膳や椀の数が足りずに困った家があり、このチョウナイサンに足りない分を貸してほしいと願ったところ、翌日にはきちんと必要な数がそろえられていたという。落人を弔う祠が、困りごとを聞き届けてくれる神として頼られてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1973年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「香川県三豊郡詫間町」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ