ちぬ
チヌ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 産後七日はチヌを食べさせ、以後七十日は断つ。悪い血が頭から下がるとされた。
- 細部
- 出産のあと最初の七日間は、産婦にチヌという魚を食べさせる決まりがあった。その期間が明けると、今度は七十日にわたって同じ魚を口にしない。食べることで体内の悪い血が頭のほうから下へ降りていくと説明されており、産後の回復を血のめぐりの上下として捉えていたことが分かる。食べる期と断つ期が明確に区切られている点に、この俗信の特徴がある。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「人の一生 産育」に載る。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ