ちのついたてくび
血のついた手首
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山奥の分校で夜な夜な音楽室から聞こえるピアノの音の正体は、血のついた手首が弾いているものだったという。
- 細部
- 山奥にあるある分校で、先生が夜遅くに見回りをしていたところ、夜12時頃になると音楽室からピアノの音が聞こえてきた。様子を見に行くと音は急にやんでしまうが、おかしいと思ってしばらく見張っていると、再びピアノの音が鳴り始めたのだという。よく見ると、ピアノを弾いていたのは血のついた手首だけだった。翌日、以前からその学校に勤めている先生に尋ねてみると、昔、音楽室で自ら手首を切って命を絶った人がいたのだと教えられたという。
- 広まり方
- 1996年の『下野民俗』所収、小松俊雄「『学校の怪談』―口承伝承を時空的に意識して―」に記録されている。
- 地域
- 栃木県宇都宮市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ