ちのでたびわ
血の出た枇杷
国内
未確認生物
- どんな話か
- 枝を折ると血が出る枇杷の木があり、正月の飾り海老が壁を這うのも狸の仕業とされていた。
- 細部
- 徳島市には、枝を折ると血がにじみ出るという不思議な枇杷の木があったと伝えられている。ただの木のはずが人のように血を流すという奇妙な性質が語り草になっていたようである。また、正月の飾りに使う海老が壁を這い回ったり、三方が壁に吸い付いたまま離れなくなったりすることもあり、これらの怪異はまとめて狸の仕業だと考えられ、日々の暮らしのなかで語られていたという。
- 広まり方
- 『郷土趣味』1922年掲載の長尾楓窓「阿波物語(上)」に記録されている。
- 地域
- 徳島県徳島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ