ひのえまたのかためのちんじゅさま
檜枝岐の片目の鎮守様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 里芋の茎で滑り胡麻の殻で目を突いた鎮守様の故事から、両作物の栽培を禁じ病気には祈願する。
- 細部
- 檜枝岐村の鎮守様には、片目になったといういわれが伝わっている。むかし、里芋の茎で足を滑らせ、倒れたはずみに胡麻の殻で左目を突いてしまい、それ以来片目になったのだという。この出来事にちなみ、村では里芋と胡麻を栽培してはならないという禁忌が生まれ、鎮守を氏神とする村人には片目の兆しがあらわれやすく、左目が細い人が多いともいわれている。また、鎮守様は病気平癒の対象としても頼られており、病気になった際にはまず鎮守様に祈願し、重い病であれば内川の法印様に祈祷してもらう。法印様が直接来られないときは、祈祷した護符だけを届けてもらうこともあったという。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の俗信・呪術の各項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ