ちんじゅのすぎにうたれたくぎ
鎮守の杉に打たれた釘
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 長患いの原因をオガミサマに尋ねると、鎮守の杉に打たれた呪いの釘が見つかり抜いて治ったという話。
- 細部
- いわき市四倉町の話。40年ほど前、年老いた男が長く病に伏せっていたとき、家族は拝み屋のオガミサマに祟りの有無を尋ねた。すると、あなたを呪う釘が近くの立木に打ち込まれていると告げられる。探してみると、鎮守の杉の幹に五寸釘が深々と打ち付けられているのが見つかった。その釘を抜き取ったところ、長く続いていた病はまるで嘘のように自然と治ってしまったという。誰が何のために打ったのかは分からないままである。
- 広まり方
- 1983年の『福島の民俗』所収、和田文夫「のろい」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ