ちんじゅ
鎮守
国内
未確認生物
- どんな話か
- ゴマ殻葺きの木小屋で寝ていた小土山の鎮守がサイノカミの火に驚き井戸に落ち、以来ゴマも木小屋も作らないという。
- 細部
- 小土山に祀られている鎮守は、あるときゴマの殻で屋根を葺いた木小屋の中で眠っていたが、サイノカミの火の勢いに驚いて足を滑らせ、そのまま井戸に落ちてしまったのだという。もう一つの言い伝えでは、木小屋から滑り落ちた観音様がゴマの殻で目を突いてしまい、それで目が見えなくなったのだとも語られている。どちらの話でも、これ以来この土地ではゴマを作ることも、木小屋を建てることも、井戸を掘ることも、そしてサイノカミの行事を行うことも、すべて避けられるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1977年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による福島県耶麻郡高郷村の調査記録に見える。
- 地域
- 福島県喜多方市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ