ちどめのまじない
血止めのまじない
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 出血したとき、九九の唱和に続けて血の出どころを父母に帰す文句を唱えた。
- 細部
- 上直瀬では傷口の血を止めるために、まず二二が四、二四が八と九九を口にする。八の音を付くに掛けたうえで、この血は父と母がこしらえたものだと言い切り、末尾を真言のアビラウンケンソワカで結ぶ。数を唱えて調子を整え、続けて血の由来を親に求めることで身体の内へ収まるべきものだと言い含める構成である。同地に残る他の唱えごとと同様、日常の言い回しと真言を組み合わせている。
- 広まり方
- 1960年刊の『あゆみ―ふるさとの民俗―』所収、森正史監修による上直瀬(旧川瀬村)の民俗調査に記録がある。
- 地域
- 愛媛県久万高原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ