くちよせでよぶなきちちのれい
口寄せで呼ぶ亡き父の霊
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 目の不自由な巫女に頼み、亡くなった父親の霊を降ろして声を聞かせてもらう口寄せの習俗が伝わる。
- 細部
- 常陸大宮市の上檜沢では、亡くなった父親などの霊を、目の不自由な巫女であるワカサマに呼び寄せてもらう口寄せが行われた。依頼する際には、亡くなった年と時期を告げる。村には三人のワカサマがいたが、死後まもない魂は降りにくく、死後一年ほどは仏降ろしをしても応じないことがあった。まれに、霊が屋根や棟にいる、蝶に姿を変えているなどと語ることもあったと記録されている。国学院大学民俗学研究会『民俗採訪』1983年の採録である。
- 広まり方
- 1983年の民俗調査で、旧桧沢村の男性の体験として聞き取られた。
- 地域
- 茨城県常陸大宮市
- 年代
- 不明(1983年に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ