ちっち
チッチ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 昭和46年、夜道でチッチッと鳴きながら付きまとう正体不明のものに遭遇したという椎葉村の体験談。
- 細部
- 椎葉村でのことだという。昭和46年の1月、雨のそぼ降る夕方六時ごろに山道を進んでいた話者の頭上で、チッチッという声が響いた。最初は気にも留めなかったが、じきに四方八方からその声に取り巻かれるようになり、正体を見定めようとしても影さえ掴めず、石を投げつけても離れていく気配がなかった。結局、人家の灯りが見えるあたりまでずっとついてこられたそうだ。後日この出来事を村の人に語ったところ、それはチッチと呼ばれる鳥の仕業だと聞かされたという。
- 広まり方
- 1992年刊『宮崎県史 資料編 民俗1』所収、前田博仁「山の妖怪」に記録されている。
- 地域
- 宮崎県椎葉村
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ