ちゃやむすめ
茶屋娘
国内
未確認生物
- どんな話か
- 茶屋の娘が出産の様子を見るなと両親に告げたが、覗かれて小蛇を産む姿を知られ、水中へ去ったという。
- 細部
- 宇奈月町の茶屋で語られる異類婚姻譚。ある茶屋の娘が身ごもり、出産のときが近づくと、両親に決して産む姿を見ないでほしいと言い残して奥の部屋にこもった。ところが両親はその言いつけを守らず、こっそり中をのぞいてしまう。すると娘は人の子ではなく12匹もの小蛇を産み落としているところだった。正体を知られた娘は、自分の夫は橋の下に棲む大蛇であると打ち明け、生まれた小蛇たちを抱きかかえたまま水の中へ姿を消したという。今もその茶屋は営みを続けており、小蛇を描いたという掛け軸が伝わっている。
- 広まり方
- 1913年の『郷土研究』に泉関次郎が記した「茶屋娘」に見える。
- 地域
- 富山県黒部市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ