ちぇいすけのうごくひつぎ
チェイス家の動く棺
Chase Vault
国外
場所・異界
- どんな話か
- 密閉された納骨堂を開けるたびに、中の鉛の棺が勝手に散乱した位置に動いていたとされる怪奇現象。
- 細部
バルバドスのクライストチャーチ教区、オイスティンズの教区教会墓地にある地下納骨堂が舞台である。教区の一族の墓で、新たな遺体を納めるため封を解くたび、内部の鉛張りの棺が乱雑な位置へ移動していたという。霊の仕業のほか、洪水や地震による現象とも説明されてきた。1812〜1821年の出来事とする整理もあるが、別の埋葬記録は1807、1808、1812、1816、1819年を挙げ、最後の開扉には総督コンバミア卿が立ち会ったと記録されている。
しかしAndrew Langが1907年に調べた際、教会の埋葬記録にも当時の新聞にも事件を裏付ける記述は見つからなかった。Nathan Lucasの手記も出所が不明で、重い棺が動いたなら傷むはずの煉瓦が無傷だという指摘もある。
- 広まり方
- 19世紀からの口伝と記録を経て、後年の書籍や観光案内で紹介され知られるようになった。
- 地域
- バルバドス
- 年代
- 1812年〜1821年
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ