ちゃんちゃかおばば
チャンチャカお婆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 北御堂の便所奥の雪隠に棲むという白髪のチャンチャカお婆を恐れ、子どもらは黄昏時に唱え言葉とともに散り散りに帰ったという話。
- 細部
- 大阪市の北御堂にまつわる話である。正門の右手にある便所、その一番奥にあたる雪隠には、白髪を振り乱した老婆が棲みついているといい、これはチャンチャカお婆と呼ばれる怪しい存在であった。北御堂の境内は普段、子どもたちの格好の遊び場になっていたが、夕暮れどきが近づいてくると、子どもたちは一斉に「チャンチャカお婆、赤い紙やろか」などという決まり文句を、白い紙やろかと続けながら口にして、蜘蛛の子を散らすように我先にと家路についたのだという。トイレの怪異と子どもの遊びの唱え言葉が結びついた、船場らしい話である。
- 広まり方
- 1962年の『民間伝承』所収、山川隆平「船場怪談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ