びょうま
病魔
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 疫病が流行した明治初年、怪しい乞食坊主が立ち寄った家で夜半から発病者が出て翌朝には死んでしまったという。
- 細部
- 疫病が大流行した明治のはじめ、ある夏の日の日没どき、異様な風貌をした乞食坊主のような男が、とある商家の店先にふらりと立った。妻女がほうきで追い払うと、坊主は斜め向かいの家へと入っていった。すると、その家では夜半から発病する者が出始め、翌朝にはとうとう亡くなってしまったという。疫病そのものを不気味な来訪者の姿で語った怪異譚である。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』所収、日恒明貫「大阪妖怪畫談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ