ぶっとう
仏頭
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 運搬のため首だけ落とされた仏像の話で、預かった堂守は膨れ上がって死んだと伝わる。
- 細部
- 和蔵堂にあった十一面観音と阿弥陀の像を庄から山門へ移すことになったが、そのままでは運びきれないため、首から上だけを切り落として持ち出したという。その仕打ちのためか、頭部を預かっていた堂守は最期に体が八畳の間いっぱいに膨れ上がり、そのまま息を引き取ったと語られる。仏像を損なうことへの畏れが、預かり手の異様な死という形をとって語り継がれてきた一話である。
- 広まり方
- 1986年の『成城大学民俗調査報告書』の口承文芸の章に記録がある。著者名は記されていない。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ