ぶつだんのろうそく
仏壇の蠟燭
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 仏壇に灯す蠟燭を別の蠟燭で継ぎ足すと、その家から死者が出るとされた酒田の言い伝え。
- 細部
- 仏壇に灯している蠟燭が短くなったとき、新しい蠟燭をつなげて燃やし続けることを避けるべきだとされていた。もし継ぎ足して灯し続けてしまうと、その家からほどなく死者が出てしまうと恐れられていたという。灯明を絶やさぬための工夫のはずが、逆に不吉の兆しとして受け止められていた点が特徴的である。こうした灯りにまつわる細かな作法は、酒田周辺の暮らしぶりを記録した聞き書きの中に、数ある禁忌の一つとして書き留められている。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、藤井孝吉「国々の言習はし(九)」に記録がある。
- 地域
- 山形県酒田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ