とくのしまのふえておうぶたのこ
徳之島の増えて追う豚の子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 口笛をきっかけに川を流れてきた豚の子が、網にかけると無数に増えて追いかけてきた徳之島の怪異譚。
- 細部
- 河海老を捕っていた百姓が、何気なく口笛を吹いたところ、川上のほうから一匹の豚の子が流れてくるのが見えた。捕まえようと網をかけてみると、なんとその豚の子は網の目から小さくちぎれるようにして分裂し、幾千匹にも増えて一斉に追いかけてきたという。慌てて逃げ込んだ豚小屋で、飼っている大きな豚のそばにじっと隠れていると、追ってきていた無数の豚の子たちはやがて引き上げていったと伝えられている。
- 広まり方
- 1928年の『旅と伝説』掲載、茂野幽考「南西諸島の伝説(上)」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県徳之島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ