つばたちょうのますをごまかすぼうずび
津幡町の升をごまかす坊主火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 桝の升目をごまかして油を売っていた男が死後、坊主火という火の玉になって飛び歩くようになったという。
- 細部
- 昔、油を商っていた男が、升で量る際に鬢付け油を升の隅にあらかじめ塗っておき、量目をごまかして客をだます悪事を重ねていた。この不正がたたったのか、男は死んだのちに坊主火と呼ばれる火の玉となり、あてもなく空を飛び歩くようになったと伝えられている。生前の欲得ずくの行いが災いとなって成仏できず、火の玉の姿で今もさまよっているのだという、因果応報を説く怪火の話である。
- 広まり方
- 1939年の『民間伝承』所収、柳田國男「妖怪名彙(六)」に記録がある。
- 地域
- 石川県津幡町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ