さけがわのあめよにあらわれるぼしぼうれい
鮭川の雨夜に現れる母子亡霊
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 雨が降る夜には鮭川のほとりに、かつて三人の子とともに身を投げた若い嫁の亡霊が姿を見せるという。
- 細部
- 鮭川の流れに沿ったある場所では、雨が降りしきる夜になると、若い嫁の姿をした亡霊が現れるといわれている。伝えによれば、この嫁は三人の子どもを抱えたまま川に身を投げて命を絶ったとされ、亡霊もそのときと同じく三人の子を伴って現れるという。晴れた夜には姿を見せず、雨の夜に限って目撃されると語られている点が特徴で、水に沈んだ母子の記憶がそのまま雨と結びついて土地の言い伝えとなったものと考えられる。
- 広まり方
- 1975年刊『季刊民話』所収、武田正・大友義助「最上川物語」に記録がある。
- 地域
- 山形県鮭川村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ