なやにほうちされたいがいのぼうれい
納屋に放置された遺骸の亡霊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- チフスで死んだ父の遺骸を納屋に放置した息子にだけ亡霊が見え、読経してもらうと消えたという。
- 細部
- ある家の主人がチフスにかかって亡くなったが、その息子は父の遺骸を納屋の二階にそのまま放置してしまった。すると翌晩から、息子にだけ亡霊の姿が見えるようになったという。困った息子は住職を呼んで読経してもらったところ、亡霊は見えなくなったと伝わっている。遺体をきちんと弔わなかったことへの報いという構図が、この地域の死者供養に対する意識を映し出している。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「岩手県気仙沼郡三陸村越喜来」に記録がある。
- 地域
- 岩手県大船渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ