くまののぼうれいをふうじるさかさとうば
熊野の亡霊を封じる逆さ塔婆
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 朴の木の塔婆を逆さに打ち、上部を縄で縛ることで亡霊を出さなくする作法。
- 細部
- 亡くなった人の霊がこの世に留まって現れることを防ぐため、朴の木で作った塔婆をわざと逆さに立てるという作法が伝わる。さらにその上の部分を縄で縛る、いわゆるシバリヲカケルという処置を加えることで、亡霊が出歩かなくなるとされた。塔婆の向きと縛りという二重の処置が、死者を封じる技法として重視されていた点が特徴である。
- 広まり方
- 國學院大學民俗学研究会が1960年に熊野市荒坂地区などで行った民俗採訪の記録にある。
- 地域
- 三重県熊野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ