かわらのらくじょういちぞくのかいおん
香春の落城一族の怪音
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 水の手を裏切りで断たれて落城した香春岳の城の一族が、亡霊となって山中に異音を立てるという。
- 細部
- 豊前の香春岳に築かれたある城では、山肌に白米を浴びせかけて水が豊かにあるように見せかけたという話が伝わっている。ところが城下に暮らしていた一人の女性が、敵方の間者と情を通じてしまい、ひそかに泉の在り処を教えてしまう。これによって城は水の手を断たれ、まもなく焼き討ちを受けて落城した。城主の妻子は逃げる途中で谷底に落ち、命を落として一族は絶えてしまったという。それから後、この山中に踏み入ると得体の知れない物音が聞こえてくるといい、滅んだ一族の亡霊によるものだと語り継がれている。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』所収、柳田國男「再び白米城の伝説に就きて」に記録がある。
- 地域
- 福岡県香春町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ