ぬまづのぼうこんがしめすうみのこうろ
沼津の亡魂が示す海の航路
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 海で死んだ者の亡魂が漁師を脅す光となり、それを避けると航路を見失うため従うのが正しいという。
- 細部
- 夜、漁に出ていると、ぼんやりとした光が海上でゆらゆらと揺れながら現れることがあった。これは以前この海で命を落とした者の亡魂が、漁師を脅かそうとして出てくるものだと考えられていた。ところが、この光を怖がって船をそらしてしまうと、かえって海上の正しい道を見失ってしまうのだという。つまり亡魂が現れる方角こそが、実は本当に進むべき正しい航路なのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1989年刊『静岡県史 資料編23 民俗1』所収、木村博「海の怪異」にまとめられている。
- 地域
- 静岡県沼津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ