おかやのぼうこん
おかやの亡魂
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 主人に殺され井戸へ沈められた女中が、毎年旧暦七月に火の玉となって現れたという。
- 細部
- おかやという名の奉公の女が主人の子を身ごもった。主人は事の露見を恐れて彼女を手にかけ、亡骸を井戸へ投げ入れてしまう。以来その霊は毎年旧暦七月の頃になると姿を見せ、明るい火の玉がゆらゆらと漂うのが目撃されたと伝わる。井戸という日々使う場所が惨事の現場になっている点が生々しく、加害の側が家の主人であることも含めて、村内で語り継ぐことそのものが弔いの形になっていたとみられる。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』に載る竹村庄平の記事、山本の伝説 おかやの亡魂による。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ