ぼんでん
ボンデン
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 船形山神社の作まつりで揉み合いながら手に入れたボンデンは、持ち帰って苗代の取水口に立てておくと、稲へ水がよく回るようになるとされる御守りである。
- 細部
- 作まつりでは、参加した人々がボンデンと呼ばれる御幣を我先にと奪い合い、持ち帰る習わしがある。こうして手に入れた御幣は、苗代のそれぞれの取水口に挿しておくと、稲に水がよく行き渡るようになると信じられている。祭りで争ってでも手に入れたい縁起物を、そのまま田仕事に結びつけるという、稲作と深く結びついた素朴な信仰のかたちである。持ち帰る際の奪い合いが激しいほど、ボンデンは水の恵みを呼ぶ縁起物として重んじられてきたのだという。
- 広まり方
- 『宮城縣史 民俗3』(1956年)の祭祀・船形山神社の作まつりの項に記録されている。
- 地域
- 宮城県大和町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ