ひめとけらいをとむらうぼだいじゅのたたり
姫と家来を弔う菩提樹の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 戦乱で命を落とした姫と家来を弔うため植えられたとされる菩提樹に、手を出すと災いが起こるという伝承。
- 細部
- 平将門の乱で敗れた武将の姫は、奥州へ逃げる途中で命を落とし、後を追っていた七人の家来もその場で切腹した。これを哀れんだ親鸞上人が、姫と家来たちを弔うために菩提樹を植えたと伝わり、その木は話者の家の庭にあるとされる。枝を折ると災難が起こるため、蜂の巣を木から取った後に話者の妹がひきつけを起こし、行者にお祓いをしてもらって治まった体験も添えられる。常陸太田市町田町で採録された一九八八年の記録である。
- 広まり方
- 町田地区の信仰に関する調査項目の一つとして、家に伝わる話として記録されている。
- 地域
- 茨城県常陸太田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ