ぼち
墓地
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 越谷市越ヶ谷町に伝わる俗信で、墓地で転んでしまうと三年以内に死ぬとされるが、転んだその場の土を三回舐めれば難を逃れられるという。
- 細部
- 越谷市越ヶ谷町には、墓地にまつわる俗信が伝わっている。墓地で転んでしまうと、三年以内に死んでしまうといわれ、忌み嫌われていた。ただし、転んだその場の土を三回舐めれば、その災いから逃れて助かるとも伝えられており、単なる禁忌にとどまらず、災いを打ち消すための対処法までが一体となって語り継がれている点が特徴的である。墓地という死者にまつわる場所での失態が不吉の兆しとされ、土という墓地そのものの一部を用いて厄を払うという発想には、その場所の力で災いを解消しようとする民間の知恵がうかがえる。埼玉県越ヶ谷地方の俗信の一つとして記録されている。
- 広まり方
- 1933年発行の雑誌『旅と伝説』所収、福島憲太郎「埼玉県越ヶ谷地方の俗信」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県越谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ