びしゃもんてんさま
毘沙門天様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 乾徳山で修行中の夢窓国師に柿を届けた小僧の正体は毘沙門天で、その縁で八右衛門家が特別待遇を受けたという話。
- 細部
- 夢窓国師が乾徳山にある、石が屋根のようにせり出した場所で修行に励んでいたとき、一人の小さな小僧がやってきて柿を差し出した。この小僧は実は毘沙門天が姿を変えたものであったという。修行を終えて山を下りた夢窓国師は、西徳和にある八右衛門さんの家で手厚いもてなしを受けた。この縁があったことから、夢窓国師は武田信玄を祀る恵林寺に八右衛門座敷という部屋を設けさせ、以後、信玄の命日にあたる4月12日には八右衛門家に招待状が届き、8畳の座敷でただ一人、四つ膳という格別な扱いでもてなされることになったと伝わる。
- 広まり方
- 1990年刊の民俗採訪『山梨県東山梨郡三富村 十、伝説ほか』所収、国学院大学民俗学研究会の聞き取りによる。
- 地域
- 山梨県山梨市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ