わじまのさかさびしゃもんてん
輪島の逆さ毘沙門天
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 輪島市の話で、道行く人馬や船を足止めして人々を悩ませていた原因が毘沙門天像にあり、村人が像を逆さに祀って鎮めたという。
- 細部
- 輪島市に伝わる話で、道を行く人や馬を引き止めたり、沖を行き交う船を足止めしたりして人々を悩ませる神があった。原因は祀られていた毘沙門天像にあるとされ、困り果てた村人はこの像をわざと逆さまに安置するという処置をとったところ、ようやく騒ぎがおさまったという。神仏の像を通常とは逆の向きに祀ることで祟りや障りを鎮めるという、全国にも類例のある呪術的な対処法の一つである。
- 広まり方
- 1940年の『旅と伝説』所収、丸山角治「船咎めの神-人間に祭りを覔める神々の啓示-」に記録がある。
- 地域
- 石川県輪島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ