びしゃもんてん
毘沙門天
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 干魃の折に大江神社の毘沙門天像を葭島へ渡して雨を祈ると験があり、後には像自ら刀を投げ捨てる怪異もあったという。
- 細部
- 永保2年、白河院の御代に大旱魃が起こった際、大江神社(乾の社)の毘沙門天像を葭島まで渡し、雨を祈願したところ、たちまち霊験があったという。これにちなみ、以後は毎年6月16日を夏祭りと定め、神輿を葭島へ渡して神饌を供える習わしが続けられた。また別の折には、この毘沙門天像が手にしていた刀や塔の形をした持物を、みずから壇の下へ投げ捨てるという怪異が起きたことがあり、これは天王寺へ報告され、勅使が遣わされて怪異を鎮める修法が執り行われたと伝えられている。
- 広まり方
- 1976年の『日本随筆大成第三期』所収、著者未詳「浪華百事談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ