びんろうじたぬき
檳榔子狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 新宮神社の森裏に棲む檳榔子狸は昼間から人に化け、油揚げを持つ通行人から必ず奪うという。
- 細部
- 石井町の新宮神社の森の裏手には、檳榔子狸と呼ばれる狸が棲みついているという。ほかの狸が夜間に活動するのとは違い、この狸は真昼間から堂々と人間の姿に化けて出没し、決まって檳榔子染めの重ねの着物をまとっているのが特徴とされる。油揚げを持ってこのあたりを通りかかると、油断しているあいだに必ずこの狸に奪われてしまうと言い伝えられ、地元の人々は用心していたという。
- 広まり方
- 『郷土趣味』1921年掲載の後藤美心「阿波の土俗(七)」に記録されている。
- 地域
- 徳島県石井町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ