びんぼうがみ
貧之神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 囲炉裏の灰が平らにならされた跡は貧しさを招く神の席とされ、火箸で必ず崩した。
- 細部
- 囲炉裏の灰の上に鉄瓶を据えると、その底の形に灰が押されて平らな面ができる。土地ではその平らな部分を、貧乏をもたらす神が腰を下ろす場所だと考えた。そのため鉄瓶をどけたあとは、火箸を差し入れて灰の面をかき乱し、座れないようにするのが決まりだった。日々の炉端の何気ない動作を、家に貧しさを呼び込ませないための所作として意味づけている点に、暮らしと俗信の結びつきがよく表れている。
- 広まり方
- 1960年の『ひでばち』に載る安西勝「城山町怪異談(3)」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県相模原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ