びくにた
びくに田
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 埼玉県戸田市の「びくに田」は、比丘尼をだまして得たとされる田で、耕作した者に不幸が続くとして誰も手を出さなかったという。
- 細部
- 埼玉県戸田市には「びくに田」と呼ばれる、いわくのある田をめぐる話が伝わっている。ある比丘尼をだまし、無理やり取り上げた田だとされ、これを耕作すると持ち主が急に亡くなったり、その家に不幸が続いたりすると言い伝えられていた。そのため、この田を進んで耕そうとする者は誰もいなかったという。人を欺いて手に入れた土地には、いずれ報いが及ぶという考え方を示す話であり、弁財天をめぐる民話の一話として語り継がれてきたものである。
- 広まり方
- 1995年発行の『日本の石仏』に金子弘が寄稿した「民話の中の弁財天」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県戸田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ