びふじん
美婦人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 石巻郷右衛門という若者の庭先に突然湧いた泉に現れた数人の美女に心を奪われ、次第に衰弱していったという話。
- 細部
- 明石藩に仕えていた石巻郷右衛門という武士が、二十歳のころに不思議な体験をしたと伝わる。ある日、自室の前の庭にどこからともなく泉が湧き出し、その水の中に見知らぬ美しい女たちが数人現れた。彼女たちは日を追うごとに部屋の奥まで入り込むようになり、郷右衛門はすっかり心を奪われてしまう。以来、目に見えて痩せ衰えていく息子を案じた両親が事情を尋ねたところ、郷右衛門は正直に打ち明けた。すると不思議なことに、それだけで体調は元通りに回復したのだという。
- 広まり方
- 1980年刊『続日本随筆大成』所収、橘南谿「黄華堂医話」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県明石市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ