びーだま
ビーダマ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 火事を告げるヒーダマ、重病人の口から出て墓に向かうマーダブー、漁の場に来て赤痣を残すトゥレープーの三種の玉があるとされる。
- 細部
- 石垣に伝わる怪しい玉には三つの種類があるという。ひとつは火事を予兆するヒーダマ(火玉)、もうひとつは人の魂そのものであるマーダブー、そしてもうひとつは海に現れる火の玉であるトゥレープー、またはマージャープーと呼ばれるものである。マーダブーは重い病を患う人の口から抜け出るようにして飛び出し、そのまま墓のある方角へ向かって飛んでいくとされる。トゥレープーはいさり漁をしているときなどにふと現れることがあり、これに出くわすと翌日には股のあたりに赤い痣ができていることがあるという。ただし決まった唱え言をすれば悪さをせずに立ち去っていくとされる。また、釣り上げた魚に片方の目がなかった場合は、マージャープーがその目を食べてしまったのだと考えられていた。
- 広まり方
- 1977年の『沖縄民俗』所収「八重山石垣市宮良部落報告」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県石垣市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ