くまののつなみでわかれたおふだといし
熊野の津波で分かれた御札と石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 津波で便所の神様が流された際、信心深い家には御札が、そうでない家には石が降ったという。
- 細部
- 安政年間、竹内長太夫家に祀られていた便所の神様が津波によって流されてしまったことがあった。その後、日頃から信心深い人の家には御札が降り、精進を怠っていた人の家には石が降ってきたと語られている。同じ災害を経験しても、日頃の信仰心の有無によって結果が分かれたとする、いわば天罰と加護を対比させた話である。
- 広まり方
- 國學院大學民俗学研究会が1960年に熊野市荒坂地区などで行った民俗採訪の記録にある。
- 地域
- 三重県熊野市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ