べんじょがみ
便所神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 盲目とされる便所の神オチョウズノカミにぶつからぬよう、便所に入る前には必ず咳払いをするという作法。
- 細部
- 三豊市では、便所の神さんはオチョウズノカミと呼ばれ、目が見えない神だと考えられていた。そのため便所に入るときには、神様にぶつからないよう、あらかじめ咳払いなどをして自分が来たことを知らせるのが決まりとされていた。黙って入ってしまうと、神様が手を突き出してくるのだともいわれている。また、泉の神さんと便所の神さんの両方をきちんと祀っておくと目を病まずに済むとされる一方、便所を不潔にしていると目が悪くなるとも伝えられており、清潔と信仰とが結び付けられた俗信になっている。
- 広まり方
- 1973年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「香川県三豊郡詫間町」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ