べんじょがみ
便所神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 便所には目の見えない女神が宿るとされ、唾を吐くと罰が当たって口が切れると伝わる。
- 細部
- 国東町では、便所には女神が宿っているとされ、この神は目が見えないのだという。日々の暮らしのなかで粗雑に扱われがちな便所ではあるが、そこへ唾を吐きかけるような行いをすると、目の見えないこの神の怒りを買ってしまう。すると罰が当たって口の端が切れる、いわゆるクチギレという症状に見舞われると伝えられている。目に障りのある神を粗末に扱ってはならないという戒めが、身近な体の不調と結び付けられて語り継がれてきた例だといえる。
- 広まり方
- 1959年の『西郊民俗』に掲載された郷田洋文「東九州の行事伝承(三)」に記録がある。
- 地域
- 大分県国東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ