ばらんかでるむえると
バランカ・デル・ムエルト(死者の谷)
Barranca del Muerto
国外
場所・異界
- どんな話か
- メキシコ革命期にサパタ軍とカランサ軍の戦死者が投げ捨てられた谷が、その地名の由来となり、今も彷徨う霊の噂が絶えないという伝説。
- 細部
- 紀元後数世紀頃(諸説あり)のシトレ火山の噴火によって形成されたペドレガル溶岩地帯の一角にあるこの深い谷は、もともと幅も深さもある目立つ地形だった。「死者の」という名がついたのはメキシコ革命期の1910年代のことで、この地形を活かした塹壕として、サパタ派とカランサ派の部隊が繰り返し衝突する激戦地となり、戦闘で倒れた兵士の遺体が谷底に投げ込まれることが多かったとされる。積み重なった死者の記憶から地元住民が「死者の谷」と呼ぶようになり、その後、彷徨う魂が近隣住民を脅かすという噂が広まった。現在は同名の大通りとメトロ駅として知られる。
- 広まり方
- 実際にあった革命期の戦闘という史実を背景に、地元の口承で幽霊話が現在まで語り継がれている。
- 地域
- メキシコシティ南部
- 年代
- 1910年代(メキシコ革命期)
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ