ばろんえんぱんきゅうでん
バロン・エンパン宮殿
Baron Empain Palace
国外
場所・異界
- どんな話か
- ベルギー人実業家が建てたインド風の宮殿。廃墟だった時代に、らせん階段から落ちた妻の幽霊が出る、地下トンネルがあるといった噂が広まった。
- 細部
- バロン・エンパン宮殿は、カイロ郊外ヘリオポリスの街を開発したベルギー人実業家エドゥアール・エンパンが1907~1911年に建てたインド・カンボジア様式の邸宅で、長く廃墟状態に置かれていた時期に数々の怪談が地元で語られるようになった。夜になると窓の明かりが点滅する、音楽が聞こえるといった噂に加えて、宮殿内の螺旋階段でエンパンの妻ヘレナが転落死し、その霊が今も宮殿をさまよっているという話や、宮殿から埋葬先の教会まで秘密のトンネルが通じているという噂が代表的なものとして知られる。
- 広まり方
- 男爵の死後、1952年のエジプト革命を経て建物が長期間放置され、不法侵入者の溜まり場になっていた時期に、近隣住民の間で口伝えに噂が広まったとされる。2020年前後の大規模修復を経て一般公開されるようになったことをきっかけに、海外メディアが「幽霊屋敷だった宮殿」として過去の噂を振り返る記事を配信し、国外にも知られるようになった。
- 地域
- エジプト・カイロ(ヘリオポリス地区)
- 年代
- 20世紀初頭建造、廃墟期に怪談化
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ